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[2018.02.12]

IT化の本質は

一括りにITと言ってしまっておりますが、
人類が道具や代替物等を利用することは、
その進化の中で得た大きな特徴です。
そして、コンピュータに代表される「道具」の世界は、
過去に例のないスピードで社会環境に浸透しており、
実社会の対処が追い付かないほどです。

昨今のIT化や量子コンピュータの開発、
AIに象徴される夢のような仕組みの具現化は、
我々にとってどのような意味を持つのでしょうか。

私は、ITセキュリティ基礎技術に携わる者、
小さいながらも法人代表としての視点等から、
今回特に、
官民問わず組織・法人等におけるIT化の意味・本質を考えてみました。

先ず社会全体の潮流として、
IT化が個人レベルではなく、
企業や行政組織等でも浸透してきています。
個人の場合は極論趣味でも良いのですが、
法人等の組織がIT化を進める本来の意義とは何でしょうか?

これは、個人的な意見ですが、
人件費や外注費削減等による利益率向上にあるのではなく、
ITに代替可能な労働から人を解放し、人でなければできない仕事、
敢えて時間と手間をかけるべきもの、労働の喜びが得られる仕事に、
人というリソースをシフトさせることに、
IT化の根本部分があると考えております。

また同時に、
人が法人等組織に労働力を提供するということは、
そこに対価を得る。
という「人」が社会生活をする上で非常に大事な意味があります。
IT機器自身は、お金が欲しい。とは言いません。

考えるに、企業・組織等の大事な存在意義の1つに、
その事業利益から、利益を産み出すために貢献した人に、
その利益を分配するという役割があると考えます。
弊社の場合、まだまだこのような立派なことが言える状態ではありませんが、
一般論としてそうだと考えます。

であるならば、
法人等がIT化をすることの根拠とは何になるのでしょうか。
単にIT化によって人件費が下がります。
というのでは、法人等組織の「人を中心とした社会的存在意義」に対し、
大きな矛盾が生じます。

仮に、多数派意見によりIT化を進め人員削減を続けた場合には、
ITの導入や維持費用を除き、
一時的にその組織の利益率は高まるでしょう。
更に、そのロジックが良いとして、その方向に動き始めれば、
いずれ経営陣もコストと見做され「AI」が経営をする。
そんな時代が来るのでしょう。

しかし、その先には、人でなしの組織や法人しか残りません。
正確に言えば、そうした組織や仕組みが出てくることでしょう。
そうした組織が多数派になった場合、
そうした組織が行政組織にも出てきた場合、
そうした仕組みが政治判断にも利用されるようになった場合。
そうした仕組みが特殊な兵器のボタンを押せるようになったとき。
血の通う人間は、どうなっているのでしょうか。
私は、近年のIT化の流れに何か危うさを感じてしまうのです。

IT化の本質は、
もっと人を幸せにする為にある。
もっと人を開放する為にある。
もっと人に可能性を与える為にある。
そして、
沢山の人を幸せにする為にある。
と考えております。

2018年02月12日
グローバルフレンドシップ株式会社
代表取締役社長 保倉 豊

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